菖蒲、桃、桑、蓬などの青々と茂った草や葉を摘み、これで生薬を作った。
薬草ばかりでなく、鹿をとらえて袋角を取って薬にし、これを「薬狩」といった。
これらを入れた薬玉は魔除け臭気除けとしてポプリ「掛香」になった。
五色の糸を長く垂らしたり、菖蒲の花や葉を飾ったりした。
これらを五月の玉といった。
なるほど昔からコロナ禍のようなものがあつて、先人は
苦難を乗り越えようと様々に工夫努力を重ねていた。